上放れ陰線
めったに出ない珍しい線。上昇相場でマドを開け上放れ陰線となるのは良くないが、逆に買い乗せる。しかし、これが2度出るようであれば天井とみて売り。
陰の寄り付き坊主
陰線で、寄り付きが高値ザラ場にそれ以上の高値のない線で、比較的長い線をいう。各々以降の相場を暗示しており「寄り付き坊主」ともいう。高値で陰の寄り切り坊主が出たら、売り決定線。
カブセ線
大陽線の翌日に上放れて寄り付くが、反落して前日の陽線に食い込んで引けた足をいう。相場が上昇したところに出た場合、売りの急所とされる。
首吊り線
上昇を続けた後、高水準で下ヒゲの長い線が出た場合、上値の限界を示すことがあり「首吊り線」と呼ばれる。下ヒゲが実線の3倍以上が原則。高値波乱の形である。
毛抜き天井
チャート上の高値圏で見られた場合、天井を形成するパターンのひとつ。一定期間価格の上昇が続いた後、当日の高値が前日の高値と並びながら、上抜かなかった形をいう。
最後の抱き陽線
高値圏での現れた場合は売り転換、そして安値圏で現れた場合は買い転換とされ、特に長期上昇後の陰線の包み線は「最後の抱き線」、長期下落後の陽線の包み線(抱き線)は「抱きの一本立ち」と称され、酒田五法の中でも転換点を示す重要なシグナル。
下げ三法
下落途中に大陰線が出没、翌日から3本の陽線が連続するが、先の大陰線を抜けずにはらみで終わる。底入れのサインではなく、売り方の買戻しにすぎない。翌日安寄り陰線となるのを見て、追撃売り。
下げの二ツ(三ツ)星
相場の上昇、下落の途中に短線が固まって出現するものをいう。下落途中であれば、次の下放れが売りの急所である。
差込線
「入り首線」の長いもので、同じく押し目売りの急所。ただし、相場上昇途中においては「上げ足の差し込み線」があり、こちらは買いとなるので注意。
三空踏み上げ
マドが3つ連続する形。2つ目のマドからは調子に乗らず、冷静に利食いすることが肝心。3つ目のマド後は、寄せ線・カブセ線を待って売り。三空踏み上げが出たら、天井になる可能性を考慮すべき。
あて首線
当日の陽線が、前日の陰線の終値より下から始まり、前日の陰線の中心まで戻らない、中途半端な切り替えしのローソクの組み合わせをいう。
三羽烏
大崩落の前兆。1ヶ月以上も上昇相場が続いた後、陰線が3本連続で出現したら「売り」。
下放れタスキ
陰線に連続して1本陽線が立つものをいう。陽線が出現したからといって底ではなく、大暴落の前兆である。
下放れ二本黒
下落途中でマドを空け、下放れる。反発せずに連続して2本陰線が続く場合、高確率で底抜けて大暴落の兆し。
上位の陰線五本
上げ相場の天井付近で陰線が5本続く。これは売り方が下げたがっている証拠なので、売り。
抱き陰線
「つつみ足」とも呼ばれ、前日の値幅を包む大陰線をいう。上部の抱き線は天井、下部の抱き線は底の表示であり、陰陽の組み合わせが重要。
ツタイの打ち返し
上げ相場で、ツタイ線から三羽烏になると思わせて、3本目に大赤線が出現して、一挙に新高値をつけることがある。これを「打ち返し」といい、一種のバケ線である。強く思えるが、実は天井確認線。買い手仕手筋が無理な買いをしたときに起こる不自然な形で、売りの急所だが、翌日安値寄り付きを確認したら即座に売り。ここで買っては大損する。
トウバ線
天井圏で出現した場合は下落に転換する可能性、それ以外の場合は小休止を暗示する。
並び黒
陰線が2つ並び、その陰線がほぼ重なっているものをいう。 陰線は黒で描かれる為、「並び黒」と呼ばれる。上昇トレンドの中で並び黒が現れたら、下降転換の可能性がある。
化け線
下落途中に出来高が少ないのに、大陽線が出現する現象をいう。底入れの決定線が無い為、戻り売りとする。
宵の明星
相場が相当上昇した後、マドをあけ出来高が多いものの、短陰線で引ける。翌日も下放れて陰線を描くと、上昇エネルギーが尽き、売り方優勢の反転サインとなる。
入り首線
前日から放れて寄り付くが、上伸し前日線に首を入れて引けた足で追撃売りの急所。これを下回ったところから追撃をかける。
三手打ち
高値から下落する相場で突如大陽線が出没し、その前3日間の値幅を包んだ線をいう。戻り売りの急所とされる。